2011年05月01日

クルマの可能性

2011/4/29

移動販売車両のスタートに向けて色々と準備しているタイミング……ということもあってなのか、ないのか、クルマやバイクを通じた出会いが過去の仕事とリンクしはじめているのも不思議なものです。

嬉しい出会いというのは本当に唐突なもので、雑誌の読者との出会いはかけがいのない財産だなぁと本当に思います。クルマ雑誌/REVSPEEDのスタッフであった僕が当時願っていたのは「愛車を少しでも自分でいじって、もっともっとクルマを広く楽しんでほしい」という一点のみ。

REVSPEED_マジッスカ☆杉崎

走るのも、いじるのも楽しんでほしい。そんなことをスタッフとして願っていました。
けれども、自分でいじれる範囲というのはハード(車両)の進化によって年々狭まってしまう……。それが現実なのは頭では理解していましたが、いじる楽しさと走る楽しさはフラットであってほしいと願い、フラットな位置関係で表現することに没頭していたように思います。だからこそ、僕は1/1プラモデル感覚で楽しめるAE86というマシンに惹かれ、そのマシンで走って、いじっていたのかなぁ。

当時思っていたのは「若い読者には僕の声が届いているのだろうか…」といったネガティブな感情。どうみても時代と逆行していることは否定できません。ただ、少数ではあるかもしれないけれども、クルマをいじること、クルマを走らせることの両方が好きな若い子はいつの時代も必ずいるし、必ず届くと信じて仕事をしてきました。

それが間違っていなかったんだなぁと思ったのは近所の大学院生との出会いです。彼は僕の記事や僕のことを知っていて、今、AE86に乗って、自動車業界への就職に奮闘している。当時高校生であった彼にしっかりと届いたこと、出会いを通じて実感できたことを本当に嬉しく思います。もちろん、当時仕事をしながら出会った読者のみなさんに対しても感謝の気持ちを忘れたことはありません。今でも僕はマジッスカ☆杉崎です(笑)。

クルマの可能性というのはハードの進化だけに引っ張られて切り開かれるわけではないと思うんです。一人ひとりのドライバーが感じたことをメーカーがキャッチする、一人ひとりのドライバーがメーカーに発信するという相互関係があってこそ、本当の意味で切り開かれるものなんじゃないか。過去のクルマが現在でも愛され続けている理由を探るとしたら、その相互関係構築のハードルの低さを感じとれるからなのではないか…そんなことを最近感じています。

<本日のこぼれフォト>
AE86いじり
・近所で出会った読者のK君。写真ではみえませんがジャッキはしっかりかけてます(笑)
・ちなみに僕のAE86はミノシマに協力してもらって今でも大事に所有しています。

posted by SMC at 2011年05月01日07:00 すぎさきともかず | 更新情報をチェックする| このブログの読者になる | edit | ページの先頭に戻る
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