2011年08月22日

=パンチャカルマ体験記= ワゴリのアーユルヴェーダ大学病院

今回入院したアーユルヴェーダ大学病院があるワゴリは、
インド第八の都市、プネー郊外にあります。

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デカン高原の入り口であるこの場所は、
なーーーーんもない、ただの荒れ野でした。
この病院の財団長であるサダナンダ先生のお父様で
聖人でもあったマハラジが、この地を訪れたときに
マハラジの師が岩の上に立ち、三度大きく天に円を描くと
足元から世界中に光が飛び散るビジョンを見て、
『この地から世界中へインドの伝統文化を広める』という
使命のために、一帯を買い取り財団を作りました。

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マハラジが眠っている霊廟(サマーディ)。

その中心にあるのがアーユルヴェーダの大学病院。
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10代続いたアーユルヴェーダ伝統医の家系に生まれ、
8歳のころから脈診の手ほどきを受けた
サダナンダ・サラデシュムク先生は、脈診の名医でもあります。
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今回の入院では、私のアーユルヴェーダの師匠S先生と
いつも一緒に授業を受けているHちゃんと3人一緒です。
S先生はサダナンダ先生の弟子であり、
素晴らしいセラピストであり、
サダナンダ先生の脈診の通訳として何千人もの臨床経験を
お持ちの方です。
そして、思いやりに溢れ気遣いがあり、ずば抜けて面白いw
あと、説明がめちゃめちゃ上手。
通訳にしても授業にしても、その場にいる人の
アーユルヴェーダ基礎知識レベルに合わせて、
これほど分かりやすく消化しやすく説明が出来る方がいるなんて。
心から尊敬していて、心から大好きな先生です。
S先生はワゴリとの付き合いも10年以上。
私たちの部屋は色んなDrたちの溜まり場と化しました(笑)

初日はそれぞれ問診を元に治療スケジュールを立て、
自分の担当医が決まります。
私とHちゃんの担当はDrジョティギリ。
小さくてかわいらしい女医さん。
この病院ではセラピストはおかず、
Drがアヴィヤンガ(オイルマッサージ)から担当します。
患者の小さな変化も見逃さず、すぐに治療を変えられるようにだそう。

私の治療計画は、まずアヴィヤンガ・スヴェダナの前治療と、
マトラバスティを3日間。
アヴィヤンガは全身のオイルマッサージ、
スヴェダナは発汗させること。スチームサウナを使います。
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トリートメントルーム。チェックの台の上でアヴィヤンガを受け、
その下の木の箱みたいなものの中に入ってスヴェダナ。

バスティは浣腸で、マトラは小さい。
20〜30mlのオイルバスティを行うのです。
その後、バスティの量が大きくなったり小さくなったりと
毎日続きました。
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恐怖のビッグバクティ!(400mlかな?)
私は4回ありましたが、長年の便秘のせいか
痛くて痛くていつも泣きそうでした。
そうかと思えば、普通は入れてる途中から「ちょ!タンマ!」ってなるのに
45分以上入れてても全く出てこない人も。
その人の場合、バスティが体の微細な部分に入り込んで
色んなものを集めて集めてかき出すために、必要な時間だったそうです。

その他、シロピチュ(頭にオイルを染み込ませたコットンを乗せる)や
シロダーラ(おでこにオイルを垂らすこと)、ナスヤなどを行いました。
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鼻の中にオイルを垂らすナスヤ。
Drジョティギリはめちゃめちゃ上手で、
一発でスコーンと眉間まで入る感じがする。
鼻の奥やおでこ、頭に詰まったカパを取り除きます。
私の場合は全く刺激がないバラタイラ(タイラ=オイル)でしたが
人によってはスパイスが入っていて、ものすごい刺激のものをさされる事も。
ナスヤをすると、涙・鼻水・痰・目やになど
溜まっていたネバネバが全部出て、ものすごく頭がスッキリする。
花粉症の人はギー(精製バターオイル)でやると、かなりラクになるそうですよ!


=パンチャカルマ体験記= 病院での毎日編へ続く。
posted by SMC at 2011年08月22日19:48 AzusaのDiary | 更新情報をチェックする| このブログの読者になる | edit | ページの先頭に戻る
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